債務者からの連絡
ところで自己破産というものは、自分以外の人間、たとえば親兄弟などに知られずに行うことはできるのでしょうか。
自己破産の手続き自体を内緒で行うことができるかと言う意味で言えば答えはYESです。
しかしながら自己破産手続き受理の可否や経過などが裁判所から家族宛に連絡されることはないとして、当然宣告前においては債権者から連絡が来ることは考えられますので、全てを内密に運ぶのは難しいと言えるでしょう。
また、俗っぽい話としてドラマなどで語られるのが債務者の配偶者に対して支払いを迫ったり、応じない場合に強制的に水商売をさせるなどというものですが、これも実際はありません。
たとえ消費者金融業者がそのように迫ってきたとしても法的にそのような義務は発生しませんので、業者に伝えるか、または内容証明等の手段で法的に退けることも可能です。
それでも迫ってくるような悪質な業者であれば裁判で訴えることも可能です。
しかしとりわけ、自己破産を行う当人が気になるのは、自己破産を行うことで及ぶ自分以外の他者、主には家族への影響でしょう。
もちろん当時者はそれなりにペナルティーを受けて生きていくことになるわけですが、自己の不備で家族に影響が及ぶようなことがあれば、家族の離散に繋がりかねません。
次回は両親、兄弟などへの影響について考えてみたいと思います。
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